新型コロナウイルスについて

こんにちは!

店長の小川です。

今回も前回に引き続き、新型コロナウイルスに感染した際のお話しをさせて頂きたいと思います。

前回もお話しした通り最初はただ風邪気味かなぁと思う程度の症状でしたが、数日経つと高熱が出てきて倦怠感や息苦しさも出てくるようになりました。

入院生活

入院生活

よく報道でもありますが、新型コロナウイルスの怖さは急激に症状が悪化することです。

最近のニュースなど見ていても、はじめのうちは軽い症状だった方が急に悪化してしまい、最悪の場合死に至るという事もあると言っていたので自分自身とても怖く感じていましたが、私は幸いな事に病院で治療をするため入院が決まっていたので、自宅やホテルで療養するよりも安心して療養する事が出来たと思っております。

そして入院当日、わざわざ自宅まで来ていただくのに申し訳ない気持ちもありましたが、感染防止のため救急車が搬送してくれる事となりました。

病院まで行く手段についてはお住まいの地域によって違いがあるかもしれませんが、私が住んでいる札幌では新型コロナ陽性者の入院の際は感染防止のため、自分で車を運転して病院まで向かう事は禁止されているそうです。

また家族も濃厚接触者にあたるため、家族が陽性者だった場合を考えて家族の送迎なども禁止されているようでした。

そして病院に向かい、いよいよ病院での治療がはじまりました。

病院に到着した際に熱が出ていて軽い脱水症状になっていたようだったので、まずは点滴をしてもらいましたが実は私、注射がものすごく苦手なので点滴をするのが一番苦痛でした・・

その後改めて色々と検査を行い1日目が終了。

当たり前ですが入院中は完全個室で病院内でも特別隔離されているような状態だったので、自販機や売店に行く事はもちろん出来ないので飲み物すら自由に買う事が出来ないため、毎日朝、看護師さんが来た際に飲み物をお願いしてわざわざ持ってきてもらいました。

私の症状

症状

私の症状は熱と倦怠感や息苦しさ、それから味覚・嗅覚異常が出てきていましたが重症とまでは言わない状態だったので、最短だと三日ほどで退院し自宅療養にできるかなと先生からも言われて点滴なども外すことができました。

それから2日目3日目と熱が下がり回復していると思っていたのところ、3日目の夜にまた熱が上がってしまい入院時よりも息苦しさなどが増していました。

病院にいる為すぐに処置をしてもらえるという面では安心感もありますが、正直ここにきて症状が悪化するとは思っていなかったのですごく不安に思った事を覚えています。

そしてまたすぐにステロイドの点滴治療がはじまりましたが、治療と言っても新型コロナウイルスの特効薬などはまだないので熱が出れば解熱剤を使用したり、咳がひどければ咳止め薬を使用したりと症状に対しての緩和的な治療となります。

そして治療を行い2日程すると熱が下がり、かすかに味覚なども戻ってくるようになったので、それからさらに2日間様子を見て熱などの症状が出なければ退院ということになりました。

退院の際はPCR検査をして陰性になってからでないと退院できないと思っていたのですが、退院の基準が見直されて「発症から10日経過かつ症状軽快から72時間経過した場合に退院可能」と新たに基準が設けられているそうです。

これはPCR検査をしても体の中にウイルスの死がいが残っている為、感染力がなくなって他人に移す可能性がなくても陽性と出てしまう方もいるためだとしています。

私の場合、発症してから10日以上経過し症状軽快と判断された為PCR検査をしなくても退院できると判断されたようでした。

そして2日間熱が出ることもなく無事退院となりました。

感染経路

感染経路

私自身、感染対策はしっかりと行い外出時や仕事の際は必ずマスクをして、会社でも毎日検温をして従業員全員で体温の確認をしたり、会社に出勤した際やお客さまにお会いする際などの消毒や手洗いも都度行いながら作業をしていたので、正直感染経路などはまったくわかりません。

そのように出来る対策はしてきたつもりですが、「それでも感染してしまう事があるんだ」と身を持って経験しました。

そして今回救いだったのは発症前や発症後にお客様に直接お会いするという事がなかったので、お客様に接触することがなかった為感染を防止できたこと、そして会社の皆様や家族に感染させることなく無事に療養できたという点は感染を広げずに済んで良かったと感じました。

新型コロナウイルスについてのワクチン接種ももうすぐ始まるという報道もありますが、早く特効薬なども開発されて治療がしっかりと出来る環境になれば良いなぁと今回治療を受けてより一層感じましたが、改めてお伝えしたい事は新型コロナウイルスはどこでいつ感染してもおかしくありません!!

皆様もどこで感染するかわからない現状なので、感染対策は引き続きしっかりと行ってくださいね!

またお話しが長くなってしまい申し訳ありませんが、最後までご覧いただきありがとうございました。